2019年シーズンを振り返って【その4=優勝は逃すも、ハマスタCS決定!】
2019年シーズン、ワシの記憶に残っていることを書き残しておきたい。
読んでくれた人の中には、「あの試合のほうが、忘れられないよ」と様々な感想を持つだろう。
だから、ワシの記録を読んでくれた人が、それぞれに、この2019年を思い返してもらえたら、この記事の意味もあるというものだろう。
ベイスターズは8月頭に、首位ジャイアンツに0.5ゲーム差まで迫るも、その後なかなか差を詰められずにいた。
一度は離されるも、再び2.5ゲーム差まで詰め寄った!
8/23(金)〇5-1読売<東京ドーム>
昨日の時点で、首位ジャイアンツとは7ゲーム差に開いていた。しかし直接対決がまだ9試合も残っていたから、「全部、勝ちゃいいんだ!」ということで、まだ優勝への望みはつないでいた。
しかし優勝を目指すには、本当にもう負けられないジャイアンツ戦。初戦は故障から復帰の東だった。
その東、見事にGキラーぶりを発揮して、8回1失点の勝利だった!
先発 #東克樹 選手が8回を88球、
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) August 23, 2019
ジャイアンツ打線をわずか4安打に抑える力投で5月30日以来の4勝目!
打線は初回に #ソト 選手の31号3ラン、
2回に今日一軍に昇格した #梶谷隆幸 選手の1号2ランが飛び出し勝負を決めた。
連敗ストップ!#baystars pic.twitter.com/Yt25u8tAhK
東が帰ってきた!いけるぞ!と思ったら、その後また登録抹消されてしまい、ついに今シーズン、東が1軍に戻ってくることはなかった。
一方で濱口も8/30の広島戦で股関節を痛め、登録抹消された。
勝負の9月に、東、濱口の二人を欠くことになってしまった。
さて、このジャイアンツ3連戦は、2勝1敗で勝ち越したが、3タテしなければ、優勝は厳しい、という状況だったので、複雑な気持ちになる勝ち越しであった。
それでも、このジャイアンツ戦以降は5連勝をして、なんとか優勝への希望をつないだ。
9/4(水)〇7-5阪神<ハマスタ>
4回に先制され4-0と劣勢に立たされたベイスターズだが、その後ロペス、ソト、佐野のHR&タイムリーで同点に追いつき延長戦へ。
そして延長10回、筒香のサヨナラホームランが飛び出した。
8回に #佐野恵太 選手のホームランで同点に追いつくと、
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) September 4, 2019
試合は延長戦に。
10回裏、試合を決めたのはこの日4番に戻った #筒香嘉智 選手の一振り!
劇的サヨナラ勝ちで首位との差は2.5ゲームに!!#baystars pic.twitter.com/p5mFEbj2Zl
珍しく感情を爆発させて、バットを放り投げた筒香。首位ジャイアンツとも2.5ゲーム差に縮まり、直接対決も6試合も残っていた。いけるぞ!優勝!
しかし…まるでこの試合で力尽きたかのように、翌日から5連敗を喫する。
ナゴヤドームでの3連戦では、中日に3タテをされてしまった。
そして9/10から、ジャイアンツとの3連戦。
首位ジャイアンツとは4ゲーム差、残る直接対決は6試合だ。
もう優勝するには1つも落とせない。
奇跡の逆転優勝を目指して
9/10(火)●2-4読売<ハマスタ>
逆転優勝を目指す、その3連戦の初戦を、今永で落とす。
今永も5回まで無失点でこらえていたが、6回、岡本に2ランを浴びる。
続くエスコバーも打たれてしまった。
先発の今永選手が7回を投げ2失点。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) September 10, 2019
得点はロペス選手、柴田選手のソロHRに封じられ
ジャイアンツに敗戦を喫した。#baystars pic.twitter.com/VSHV6MMqjK
今永をはじめ、ベイスターズの選手はみな、頑張ったと思う。
しかし、ジャイアンツは余裕があった。ワシらベイスターズは、満身創痍な感じだった。
9/11には伊藤光が、9/12には宮崎が復活してくれた。
特に宮崎は復帰直後から、活躍してくれた。
だけど、ベイスターズが盛り返すには、すでに時間が足りなくなってきていた。
この読売3連戦は、1勝2敗で負け越してしまった。
首位とのゲーム差は5に開いた。
9/19(水)〇11-8広島<ハマスタ>
優勝は厳しい状況になってきたが、初のCSハマスタ開催を実現するためにも、3位広島には負けられない。
そしてこの試合、先発の今永がつかまり、5回までに7失点、0-7となってしまう。
しかし6回裏、ソトの3ラン、代打梶谷の満塁ホームランで7-7に追いつく。
試合は延長戦に入り、11回、ソトの3ランでサヨナラ勝ちとなった!
7点を追う6回に #ソト 選手の3ランと代打 #梶谷隆幸 選手の満塁HRで7点を取り同点に追いつくと、リードを許した8回にも梶谷選手のタイムリー2ベースで同点に。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) September 19, 2019
そして延長11回、試合を決めたのもソト選手のサヨナラ3ラン!
2人の11打点の大活躍で7点差をひっくり返し、劇的サヨナラ勝利!!#baystars pic.twitter.com/3ABDnFjl0I
まだまだ、優勝はあきらめきれなかったが、投手陣を中心に、徐々に力尽きた感が漂ってきた
この日の試合も、今永が力尽きて、あぁこれで終わるのか…と思った。
それだけに、ソト、そして代打梶谷のホームランは、もしかしたら、まだ奇跡は起こるかも、と思わせるに十分だった。
最後の挑戦に敗れるも、ハマスタCS開催は掴んだ!
9/21(土)●2-3読売<ハマスタ>
この日、ジャイアンツの優勝、胴上げを、ハマスタで、目の前で実現されてしまった。
試合はルーキー上茶谷が堂々のピッチングで、6回まで無得点、2-0でリードをしていた。
しかし、代わったエスコバーのところでパスボール、2-1。
最終回にヤスアキが登板するも、2-2の同点に追いつかれ、延長の末敗れた。
3回に #乙坂智 選手の2号2ランで先制。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) September 21, 2019
先発 #上茶谷大河 選手が7回途中を1失点(自責0)の好投を見せ、#エスコバー 選手の好リリーフ、#梶谷隆幸 選手のファインプレーなど、1点を争う展開で随所で好プレーが飛び出すものの、
延長10回に勝ち越しを許し痛恨の逆転負け。#baystars pic.twitter.com/LLuG32SCkt
もう、完全に力負けだと、ワシは思った。
エスコバーもヤスアキも、よくやったよ。誰も責められない。
悔しいけど、やっぱりジャイアンツは戦力も充実していて、その充実した戦力を駆使して、大技小技交えて、したたかに勝負をかけてきた。シーズン通して強かったよ。
9/24(火)〇7-1中日<ナゴヤD>
大貫が5回1失点の好投、打線の援護も得て、見事CS進出、しかも2位確定で、初のハマスタCSを勝ち取った。
先週、目の前でジャイアンツの胴上げを見せられて、脱力していたワシに、また力が湧いてきたよ!
初回からロペス選手のタイムリー、宮﨑選手のHRで先制!
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) September 24, 2019
投げては先発の大貫選手が5回1失点の好投!
本日の勝利で今季2位、そして初のCS本拠地開催を決めた!#baystars pic.twitter.com/3yWvrrkUJO
まとめ
こうして、2019年のシーズンは終了した。
本当に、沈んで浮いて、沈んで浮いて…の繰り返しだった。
シーズン通してもそうだし、1試合の中でもそうだった。
そういう浮き沈みの、特に「沈み」の原因として、監督采配を上げる声が、一部熱心なファンからは上がっている様子だ。
しかし、ワシにはわからない。
首をかしげる采配も確かにあった。
だけど、すべてを通して言えるのは、楽しかったし、いっぱい感動させてくれた。
それは、まぎれもなく、このチームが、つまり選手や監督やスタッフたちが、ワシに与えてくれたものだ。
さらに言うと、ハマスタに集まるファンも一緒になって、ワシに楽しさや感動を与えてくれたのだ。
しばらくハマスタとサヨナラすることが、寂しい。
あぁ…、2020年の春が待ち遠しいなぁ…。
2019年シーズンを振り返って【その3=首位に0.5ゲーム差!しかし負傷者続出】
2019年シーズン、ワシの記憶に残っていることを書き残しておきたい。
読んでくれた人の中には、「あの試合のほうが、忘れられないよ」と様々な感想を持つだろう。
だから、ワシの記録を読んでくれた人が、それぞれに、この2019年を思い返してもらえたら、この記事の意味もあるというものだろう。
4月に10連敗をしたベイスターズ。しかし交流戦を勝ち越して、借金は3だけれど、ヤクルト・中日を抜いて、4位に浮上した。
首位ジャイアンツを猛追する!
7/2(火)〇4-0阪神<ハマスタ>
上茶谷が好投、6回途中まで失点0に抑えた。その後、石田、三嶋、エスコバー、パットン、ヤスアキと完封リレー、勝利をもぎ取る。
交流戦あたりから、エスコバーの活躍が目立つ。三嶋・国吉も頑張ってくれている。
そして、この日ついに、単独3位、借金0になった。
先発の #上茶谷大河 選手が6回途中を無失点で切り抜けると、
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) July 2, 2019
あとを受けた5人のリリーバーが阪神打線を無安打に抑える好リリーフ!
打っては #佐野恵太 選手が2安打2打点と起用に応え、
投打がガッチリかみ合い単独3位浮上!#baystars pic.twitter.com/5RPQ14zVzG
しかしこの後、なかなか貯金が作れず、阪神と抜きつ抜かれつの3位争いが続く。
7月前半はジャイアンツが好調、一時期貯金を独り占め、他5球団はみな借金を背負う状態にもなる。もう、今シーズンはジャイアンツの優勝、セリーグの灯は消えた、と思われた。
7/20(土)〇4-3中日<ハマスタ>
今シーズンずっと中継ぎだった石田が、先発に復帰した。
この日は5回まで1失点、勝利を手に入れた。
今季初先発の #石田健大 選手が5回を8奪三振1失点。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) July 20, 2019
その後も強力リリーフ陣がドラゴンズの追い上げをかわし、2018年4月13日以来の先発勝利!
チームは勝率5割復帰!#baystars pic.twitter.com/jSphlim6g2
7/19からは、引き分けを挟んで7連勝!
2位に浮上して、7/21にはついに貯金1をつかむ。
ジャイアンツも7月後半に調子を落とし、首位ジャイアンツが近づいてきた。
しかし、一方で3位広島も勝ち続け、ベイスターズを追走している。
ついに首位と0.5ゲーム差に迫る!
8/4(日)〇3-2読売<ハマスタ>
8/2からの対読売3連戦。勝ち越せればいい、と思っていたら、なんと3タテ!
先発は平良、石田、今永と並べ、3連戦の最後8/4は今永で勝利した。
この日の勝利で首位巨人と0.5ゲーム差、貯金は8になった。
先発 #今永昇太 選手が5回1失点で10勝目。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) August 4, 2019
6回に #石川雄洋 選手が通算1000安打となる3ベースヒットを放ち #嶺井博希 選手のタイムリーで生還。
ジャイアンツ戦3連勝!ついに首位との差は0.5ゲームに!#baystars pic.twitter.com/rpX19TD5Wi
しかし、7/30ヤクルト戦で伊藤光がファウルチップをうけて負傷、8/3にはパットンが自らの不調に腹を立てたのか、ベンチの冷蔵庫を殴打して負傷、8/7には宮崎が左有鈎骨骨折、伊藤・パットン・宮崎ともに登録抹消となってしまった。
8/12(月)●4-5ヤクルト<神宮>
ジャイアンツに0.5ゲーム差に迫ったが、その後なかなか追い抜けず、8/11からは5連敗してしまう。
特に最下位に沈んでいるヤクルト相手に3タテされてしまったのが痛かった。
そのヤクルト3連戦の初戦、8/12の試合は、9回2点差リードでヤスアキが登板するも、ホームランで追いつかれ逆転サヨナラをされてしまう。
8/14の3戦目も、2-15とボロ負け…。
同点で迎えた9回表、嶺井選手のヒットから
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) August 12, 2019
チャンスをつくり勝ち越しに成功。
しかしその裏、山﨑選手が逆転のHRを許し
サヨナラ負けを喫した。#baystars pic.twitter.com/w02UaZWSQz
ybaystars.hatenablog.com この間、広島はぴったりとベイスターズを追走していた。
一方、ジャイアンツは所金を18まで伸ばし、首位の背中は再び遠のいていった。
広島との2位争いが続く
8/18(日)〇1-0広島<ハマスタ>
広島との2位争い、1勝1敗で迎えた3戦目、今永が完封勝利を飾った。
この日、ワシも現地で観戦したが、最終回のマウンドに向かう今永への、スタンドからの声援は、凄いものがあった。
先発 #今永昇太 選手が9回を被安打5、10奪三振無失点。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) August 18, 2019
今季3度目の完封勝利で11勝目!
互いに一歩も譲らない投手戦、
均衡を破ったのは途中出場の #ロペス 選手。
一振りでチームを勝利に導いた!#baystars pic.twitter.com/qvPqUhKRjE
このカードを勝ち越して、3位広島とはゲーム差1.5に、少し引き離した。
だが、これで調子に乗るかと思いきや、続く京セラドームでの阪神3連戦は、みごと3タテをくらってしまう。
3試合で1得点しか上げられないありさまだった。
このころは広島との激しい2位争いが続いた時期だった。
2019年シーズンを振り返って【その2=交流戦勝ち越し、浮上のきっかけを掴む】
2019年シーズン、ワシの記憶に残っていることを書き残しておきたい。
読んでくれた人の中には、「あの試合のほうが、忘れられないよ」と様々な感想を持つだろう。
だから、ワシの記録を読んでくれた人が、それぞれに、この2019年を思い返してもらえたら、この記事の意味もあるというものだろう。
2019年、出だしはよかったが、10連敗、5連敗を喫して、5月半ばにして最下位に沈んでいた。
連敗を止めて、さあこれからだ!
5/19(日)〇7-0ヤクルト<神宮>
5/17からのヤクルト3連戦。今永、上茶谷、濱口でヤクルトを3タテした。特にワシが現地観戦した3戦目だ。今のベイスターズに3タテはできないか…と思っていたら、なんと濱ちゃん、完封勝利だ!
復帰マウンドとなる先発 #濵口遥大 選手が9回を被安打2、8奪三振、無失点の投球。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) May 19, 2019
9回の満塁のピンチも、この回からレフトの守備に入った #乙坂智 選手のスーパーキャッチで切り抜け、
自身今季2度目の完封勝利!#baystars pic.twitter.com/JWRUtSRs1P
ヤクルトは5/14の負けから、このベイスターズに3タテをくらい、結局16連敗となってしまった。
ある意味、ヤクルトの不調に乗じて、ベイスターズは順位を上げてきた感もある。
ヤクルトが沈んだ分、5/31には単独5位に浮上することができた。
しかしワシ的には、ヤクルトの連敗は他人事ではなく、いつまたベイスターズも連敗地獄に陥るか、不安な時期でもあった。
5/26(日)●0-7阪神<ハマスタ>
1週間前には見事、完封勝利を飾てくれた濱口が、この日は2回で5失点。3回からは交代してしまった。
打線も振るわず、今シーズン、決していい調子ではなかった阪神ガルシアに完封負けをくってしまった。
序盤から先発・濵口選手が阪神打線につかまり
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) May 26, 2019
2回途中降板。
その後、反撃を見せることができず
阪神に完封負けを喫した。#baystars pic.twitter.com/3LiXG6S83z
6/2(日)●2-5ヤクルト<ハマスタ>
ヤクルトの連敗を止めたのは、わがベイスターズであった。
この日も先発は濱口。1回に3失点だった。
立ち上がり、よくはなかったが、エラーがらみの3失点だったから、2回から立ち直すか、と思ったら、なんと2回からは国吉に交代してしまった。
ワシは現地で見ていたが、予期せぬ交代に、濱ちゃん故障したのか?とちょっとビックリしてしまった。ワシの周りの人も「え、え?」といった感じだった。
初回からヤクルト打線につかまり
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) June 2, 2019
その後、逆転することができずヤクルトに敗戦を喫した。#baystars pic.twitter.com/omeDiVcFYm
6/4(火)〇3-1オリックス<京セラD>
6/4から、怖い怖い交流戦がスタートした。
その初戦は、古巣オリックスへの、伊藤光の恩返しホームラン、大和のタイムリーで勝つことができた。
そして濱口が、なんと6回から中継ぎ登板した。2安打を打たれたが0点におさえる。濱ちゃんはこの先、どうなっていくんだろう。
「すごく楽しみにして来ました」
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) June 4, 2019
という約1年ぶりの京セラドーム。
打席に入る際に受けたオリックスファンからの温かい拍手に感動し、
「頑張ることが恩返し」と語る#伊藤光 選手の3打数3安打1HRの活躍で、
交流戦白星スタート!#baystars pic.twitter.com/Mf7Xn6WKxm
しかしこの1勝の後、オリックスに2連敗、続く西武にも負けて3連敗。交流戦はダメかと、正直ワシは覚悟を決めたね。
交流戦、大いに健闘する
6/9(日)〇6-4西武<ハマスタ>
4-2のビハインドで迎えた8回、代打楠本の満塁ホームランが飛び出した。
結局、西武には2勝1敗、勝ち越した。
2点を追う8回裏、代打楠本選手に
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) June 9, 2019
逆転満塁のプロ初本塁打が飛び出し西武に勝利!#baystars pic.twitter.com/q9xAlNT7c1
6/11(火)〇6-3ロッテ<ZOZOマリン>
濱ちゃん、先発復帰。中継ぎの経験を経て、6回3失点で先発復帰してくれた。
翌6/12の試合も、大和の勝ち越しタイムリーでロッテに勝利した。ロッテにも2勝1敗で勝ち越すことができた。
2回に #ソト 選手の16号ソロで先制すると、
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) June 11, 2019
3回にも #神里和毅 選手の5号ソロで加点。
逆転を許した直後の5回には5安打で4点を奪い再び逆転し、
10安打6得点で3連勝!#baystars pic.twitter.com/MF91zcDqHz
6/16(日)△2-2ソフトバンク<ヤフオクD>
強い強いソフトバンク相手に1勝1敗で迎えたこの日、延長戦に入る。
ベイスターズの勝ちがなくなった12回裏、ヤスアキがノーアウト満塁のピンチになる。が、ここをヤスアキ、0点に抑えて、引き分けることができた。勝ちに等しい引き分けだった。
先発 #上茶谷大河 選手が8回途中を8奪三振2失点と好投。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) June 16, 2019
打線は #宮﨑敏郎 選手、 #乙坂智 選手のソロホームランで2点をあげるが、
2対2のまま終盤は両チームの投手陣が踏ん張り、延長12回引き分け。#baystars pic.twitter.com/RZZp1R1OPf
6/21(金)〇3-2楽天<ハマスタ>
大和のサヨナラヒットで幕を閉じた。
2日前の6/19の日ハム戦でも、大和はサヨナラヒットを打っている。
前半戦の大和は、ここぞという時にタイムリーを打ってくれた。シーズン終盤になると、チャンスで打てないシーンが多くなったが、それまでの大和の活躍は忘れてはいけないよな。
2-2の同点で迎えた9回、
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) June 21, 2019
2死二塁から #大和 選手がライトオーバーのタイムリー2ベースを放ちサヨナラ勝ち!
交流戦の勝ち越しを決めた!!#baystars pic.twitter.com/SEW6lGTF4E
6/22(土)●9-11楽天<ハマスタ>
1回表に大貫が6失点、終わったと思ったその裏、なんと7得点で逆転、1回終了時で7-6の、とんでもない試合になってしまった。
4回の時点で9-6でリードしていて、「こりゃいける」と思ったら、この荒れたゲーム、結局逆転されてしまった。
もったいない気もしたが、仕方ない気もした試合だった。
初回6点を失うも、その裏に一挙7点を奪い逆転。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) June 22, 2019
3番手の #武藤祐太 選手が3回無失点と中盤で試合を立て直すが、
4時間7分の打撃戦は終盤に失点を許し逆転負け。#baystars pic.twitter.com/THQDznt9TS
交流戦は、10勝7敗1分で終わり、見事勝ち越しを決めた。この時点で借金は4、4位に浮上した。
交流戦で、阪神は6勝10敗2分、なんと広島は5勝12敗1分、ライバルチームが負け越す中、ベイスターズは浮上のきっかけをつかむこととなった。
2019年シーズンを振り返って【その1=10連敗と5連敗】
2019年シーズン、開幕から、ワシの記憶に残っていることを書き残しておきたい。
本当にいろんなことがあった。
もちろん、これは今年に限らないだろうし、すべての試合に、嬉しいこと、悔しいこと、いっぱい詰まっている。
だから、ここに書くことはその中のほんの一部、しかもワシの印象に残っていることだ。
読んでくれた人は、「あのホームランのほうが凄かったよ」「あの時の負けのほうが、忘れられないよ」と様々な感想を持つだろう。
それは当然だ。
だから、ワシの記録を読んでくれた人が、それぞれに、この2019年を思い返してもらえたら、この記事の意味もあるというものだろう。
開幕はまずまずの滑り出しだった
3/29(金)〇8-1中日<ハマスタ>
開幕戦は、今永が8回無失点の好投で勝利をつかんだ。
「開幕投手を告げられてから不安のほうが大きかった。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) March 29, 2019
準備してやってきたことが、勝ちにつながって嬉しい」
先発 #今永昇太 選手が8回11奪三振無失点の投球。#筒香嘉智 選手が1号3ランを含む5打点の活躍で、投打がかみ合い開幕戦を勝利!#baystars pic.twitter.com/JTJPnWYJwg
この中日戦以後、全5カード中4回勝ち越して、5カードを終えた4/14の時点で貯金3、2位につけるという、なかなかの好スタートだった。(1位はヤクルト)
しかし4/16(水)中日戦から例の10連敗がスタートすることになる。
10連敗の泥沼にはまる
4/19(金)●1-2広島<マツダ>
またも今永が好投してくれていたが、10回サヨナラ負けを喫する。パットンが踏ん張り切れなかった。
でも、まだまだこの時は3連敗だ。
先発 #今永昇太 選手が7回を8奪三振無失点と力投。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) April 19, 2019
4回に #宮﨑敏郎 選手が2号ソロを放ち1点リードで終盤を迎えるものの、
8回に同点に追いつかれると延長10回に1点を失いサヨナラ負け。
今季初の3連敗を喫した。#baystars pic.twitter.com/InbNa5ia04
4/25(木)●3-5阪神<ハマスタ>
3-2で迎えた9回、2アウトまでいったのに、近本に逆転3ランを打たれてしまった。これで一気に近本がイヤになったベイファンは多いはず。いや、打った近本をほめるべきだけどね…。
これで8連敗。いつ抜け出せるのだろうか。
7回に伊藤光選手のHRで一時は勝ち越すも、
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) April 25, 2019
9回、山﨑選手が逆転のHRを許し敗北を喫した。#baystars pic.twitter.com/VWQF68MWLG
結局4/27(土)の負けで単独最下位、4/28(日)読売戦の敗北で10連敗となった。
10連敗は抜けるも、今度は5連敗
4/29(月)〇5-2読売<東京ドーム>
8回に大和の同点打、石川雄洋の勝ち越し2ランが飛び出して、連敗をストップさせた!「やっぱり、雄洋だよ」と感じた人は沢山いるだろう。
「なんとか流れを変えたかった。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) April 29, 2019
自分のやることをしっかりやっていれば、
(一軍に)呼ばれたときに結果が出ると信じて頑張っていたので、
今日結果が出て良かったです」
この日一軍に昇格した #石川雄洋 選手が決勝の2ランHR!
鮮やかな逆転勝ちで連敗は10でストップ。#baystars pic.twitter.com/mv6WciDWKa
続くヤクルト3連戦は2勝1敗で勝ち越して、ようやく長いトンネルを抜け出したかに思えた。
しかし、次の阪神3連戦は3タテされてしまう。
5/5(日)●5-7阪神<甲子園>
この日は福留にサヨナラ2ランを食らってしまった。
同点で迎えた9回、2ランHRを浴びサヨナラ負け。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) May 5, 2019
阪神に3連敗を喫した。#baystars pic.twitter.com/p49Eyh14Sc
5/8(水)●5-8読売<新潟>
極めつけはこの日の敗戦だ。ジャイアンツは先発菅野。あぁ、菅野じゃ勝てないか…と思っていたが、なんと菅野から得点をして、6回終了時で5-1と勝っている。
しかし、中継ぎが失点を重ね、逆転負けを喫した。
この時点で借金10。なんでも球団オーナーが見に来た試合だったらしく、ファンの間では監督休養説も出てきた。
初回に #ロペス 選手の2ランなどで3点を先制し、
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) May 8, 2019
先発 #大貫晋一 選手が6回1失点の好投。
中盤にも加点しリードを4点に広げるものの、
リリーフ陣がつかまり逆転負け。#baystars pic.twitter.com/eprmbpbUsK
この日の敗戦で5連敗になった。
しかし、次の広島戦で勝ったため、ここでの連敗は5でとめることができた。
【観戦記】クライマックスシリーズ 1stステージ第3戦 2019年10月7日(月)DeNA vs 阪神 <横浜スタジアム>
雨のハマスタでベイスターズの2019年は幕を閉じた。あと一歩だったのに、と悔しい気持ちもあるけど、楽しいシーズンをありがとう!
雨が降る中、平良の先発で試合開始
夕方から雨の予報だった。予報通り、試合開始ごろから降り始めたけど、試合は中断することなく行われた。
先発は平良だ。9月は先発として試合が作れなかったことがあって、イメージは決して良くない。心配だ。とにかく行けるところまでいってくれ!と、ワシとしては応援するのみだ。
その平良、ヒットやらエラーやらで、毎回のようにランナーを出すが、なんとかしのいでいる。
4回、2アウト1、2塁で代打鳥谷が送られたところで、ピッチャー石田に交代。石田は一昨日の初戦で先発、4回を投げたばかりだ。
疲れか、プレッシャーか、鳥谷に対してフォアボールを出して、満塁となる。しかし、続く近本は何とか抑えてくれた。
ワイルドピッチで先制点を与える
ベイスターズの攻撃は、阪神先発の高橋遥人に苦しむ。4回からは島本に代わった。
無得点が続く。
ベイスターズは5回から国吉がマウンドへ上がる。しかし、6回にランナー3塁に置いてワイルドピッチ、ついに均衡が破れて1-0となってしまう。ワイルドピッチか~…。
もう声出しまくりで、早くも腹筋が疲れてきたが、そんなこと言ってられない。もしかしたら、この試合が今シーズン最後になってしまうかもしれないのだ。
なにしろ守備についているときも、ハラハラし通しで、1つアウトを取るごとに、自然と声が出てしまう感じだった。
阪神は、ピッチャーを島本、岩崎とつなぐ。
ベイスターズも7回、上茶谷が登板して、3人でしっかり抑えてくれた。上茶谷が先発してもよかったんじゃないの?とも思ったが、だけど、平良もなんとか抑えてくれたから、OKか。
ベイスターズも相手エラーで同点に!
7回、岩崎からフォアボールとヒットで1アウト満塁のチャンスを作る。バッターは伊藤光だ。打ったはいいけどサードゴロ。あぁ、ゲッツーか、と思ったら、サード北條がファンブル!1-1の同点に追いついた!
この日、ワシは初めて3塁側のFA席で観戦した。その正に、目の前での出来事だった。これは、きっとワシの応援の効果だと思う。もう周りは大興奮!!
引き続き1アウト満塁のチャンスが続く。ピッチャーはドリスに代わる。3ボールまでいって「押し出しか!」と思ったが、ここはドリスが踏ん張り、柴田、代打佐野と打ち取られてしまった。
あぁ、犠牲フライとか打てないのかな、満塁ではあるけど、相手は焦っているからスクイズとかで、ゆさぶれなかったのかな。
思わずがっかりしてたら、隣のファン歴長そうな年配の人と目が合った。その人はにっこり笑って「ベイスターズですから」とワシを慰めるように言った。
しかし、エラーがらみで勝ち越される
とりあえず同点にはなった。
しかし、そのすぐ後の8回表、エスコーバーは死球を与え、盗塁、暴投、犠牲フライで、ノーヒットで1点を献上、2-1となってしまう。
ベイスターズの攻撃とえらい違いだ。
その後、9回にはヤスアキが登板、勝利への執念を見せるが、阪神藤川に抑えられてゲームセットとなってしまた。
ワシ、しばし茫然。雨が降り続く中、選手が整列し、ファンに挨拶をする。そして、グラウンドには雨除けのシートがかけられた。
2019シーズンが終わった
なんというか…。
あぁ、終わったな、と言う感じだ。
ワシは、今年になってからハマスタに通い始めたから、ファン歴も浅い。
実は、昨年まで、いや今年の春まではタイガースファンだったのだ。
だけど、今シーズンはベイスターズを追っかけて、名古屋にも行ったり、よく球場に足を運んだ。
ここまで入れ込んで応援したことは、タイガースファン時代にはなかった。
そのシーズンが終わった。
悔しいことは悔しい。
一昨日の第1戦が悔やまれるし、遡れば8月の首位と0.5差も悔しい。
でも、いつもいつも勝てるわけではない。
永遠に試合が続くわけではない。
祭りはいつかは終わる。
だけど、祭りはまたきっとやってくるのだ。
ワシは、そのまま帰る気になれず、近くの居酒屋で飲むことにした。
そしてチューハイと唐揚げを食べて、居酒屋を出ると、もう人通りは少ない。
ふと、ハマスタの方を見ると、試合終了から1時間半くらいたっているのに、まだ照明塔が明々と灯されていた。
まだ撤収作業が続いているのだろうか。
【観戦記】クライマックスシリーズ 1stステージ第2戦 2019年10月6日(日)DeNA vs 阪神 <横浜スタジアム>
念願のCSハマスタ開催! 前日の第1戦は6点差をひっくり返されての逆転負けだったが、第2戦は乙坂の劇的なサヨナラホームランでの勝利となった。
昨日の敗戦など、忘れてしまえ!
どんより曇った空のもと、ワシにとって約1か月半ぶりのハマスタへ向かった。昨日の大逆転負けが重く心にのしかかる。
だけど関内駅を降りて、沢山のベイスターズファンともハマスタへ向かうと、やっぱり気分が高まってきて、「今日もいくぞ!」という気になってくる。
スタンドに入り席に着くと、ライト外野で今日先発予定の濱口投手がウォーミングアップしている。
股関節の故障でしばらく戦列を離れていた。復帰してくれたのは嬉しいが、ほぼぶっつけ本番で大丈夫かな。
情報では、数日前の紅白戦で投げたみたい。その時の記事は「打線好調!」と書いてあったが、つまりは濱口が打たれてしまった、ということではないのかな?紅白戦は、つまりその、ベイスターズ対ベイスターズの戦いだからさ。
だけど、彼のここ一番の強さに期待するしかない。
試合開始前のムービーも、CSバージョン、カッコいい出来で、見てて燃えてくるよ。
公式戦での阪神戦は、レフト外野は全て阪神ファンだけど、今日はビジター席は狭いエリアに限られている。
かわいそうだけど、われわれ2位通過チームの特権だからね。
それは上里のヘッドスライディングから始まった
さて、試合。
濱ちゃん、いきなり先頭バッター近本にヒットを打たれる。その後、送られたり、バントを決められてりしてピンチを招くが、なんとか無得点に抑える。
どうにもボール球が多くて、見てて心配。
その裏、初回の攻撃。上里がセカンドへのあたりをヘッドスライディングで内野安打!もう、ボルテージが上がっちゃうよ。昨日の悔しい敗戦もあって、ワシは早くも目頭が熱くなった。
そして、その後ロペスが2ランを打ち0-2。やったー!と思ったのだが、早い回にホームランで得点して、以後さっぱり、結局追い上げられて…なんてのも、これまで見てきたから、まだまだ心から喜べない。
3回には筒香がソロホームランで0-3とする。濱口はボール球が多く四球も出すけど、何だかんだでヒットは初回以降は4回まで打たれなかった。
ワシも少し安心してきた。
しかし、5回、連打を浴びて2-3と1点差にされると、ピッチャー三嶋に交代する。ここはなんとか踏ん張ってくれた。
エスコバー登板がワシの中でのハイライトだった
6回からは昨日に引き続き、エース今永が、大歓声の中、登板。しかし内野安打、ワイルドピッチ、そしてタイムリーと3-3の同点とされてしまった。
う~ん、調子が悪かったのかなぁ、今永…。
しかし、今日のベイスターズは粘りが違う!
その裏、交代してマウンドに上がったガルシアから、大和のフォアボールをきっかけに、またまた上里が大活躍、タイムリーヒットで3-4と勝ち越した。
そして7回、なんとパットンが登板した。
しかし、ヒットやらデッドボールやらで1アウト1,2塁のピンチを迎える。
そこで投手交代、エスコバーだ!
昨日、打ち込まれて、国吉に変わったところで逆転を許してしまった。ニュースよると「自分のキャリアで最悪」と言っていたらしい。
今日も投げるかも、とは思っていたが、こういうピンチの場面で登板させるとは思っていなかったから、ワシはビックリして、上里のヘッドスライディングに続いて、目頭が熱くなってしまった。
ああ、エスコバーはどういう気持ちで昨夜を過ごしたのだろう、そして今、どういう思いでマウンドに立っているのだろう…。
そんなこと考えたら、もう、たまらない気持ちになってきちゃうんだよ。
そして、見事、このピンチをしのいでくれた。
ヤスアキ、打たれる。だけど…
3-4と1点リードのまま8回表に移った。ワシは最終回前にトイレに行こうと席を立ったら、いきなり「Zombie Nation」が流れるではないか。
急いで席に戻り、タオルをつかんでヤスアキジャンプだ。
いやー、盛り上げるな、8回からヤスアキか…でも冷静に考えて、8回から投入して大丈夫なの?と、少し不安も感じたんだ。
8回は3者凡退だった。全く不安がない。
そして、9回。
2アウトまできた。これで勝利は間違いない、と思っていたところで、福留にホームランを打たれて4-4の同点になった。その後は押さえて、9回裏の攻撃に移った。
しかし、やっぱり福留にやられたか…。だけど、まだ同点、負けたわけじゃない。だけどだけど、これで延長になったら、誰が投げるのだろう。とても不安だ。
9回の裏、1アウト後に宮崎がヒットで出塁した。そこで代打で乙坂が登場する。
1球目、バントの構え。うん、1アウトだけど送るのもありかな、と思ったら2球目を強打して、打球はライトスタンドに消えていった。
劇的なサヨナラ打である。
ラミレス監督は名将か?
かくしてハマスタは劇的な勝利に沸き返った。ワシは知らないオジサンと抱擁を交わしてしまった。(ま、ワシもオジサンだが)
しかし、帰宅してネットをみると、解説者やファンのコメントでは、勝ったけれど采配には疑問が出ていた。特に継投だ。
確かに、例えばパットンを出したのが良かったのか。ヤスアキを8回から投入はよかったのか。
ワシは専門家ではないから、分からない。
ただ、野球素人としての目線で言わせてもらうと、今日の試合で思ったのは、ラミレス監督は劇的な演出にこだわっているのではないか、ということだ。
「演出」と言っちゃうと誤解されるかな?もちろん、戦術としての采配ではあるんだけど。
たとえば、あそこでパットンが押さえれば、これは「パットン復活!汚名返上の好救援!!」となる。
ヤスアキが押さえれば「ヤスアキ、入魂の8回9回、三者凡退!!」となる。
エスコバーもそうだ。エスコバーはみごと押さえてくれて、ワシは涙目になったが、これもある意味、劇的なシーンの演出にも思える。
それが、流れを引き寄せる、という一面もあるだろう。
だけど、こう考えると、DeNAという球団が、そもそもそうかもしれない。
試合前のムービー、スタジアムDJの活躍、応援団とのスタジアム演出の連携などなど。
こう書くと、ワシが批判的な、冷めた目線で見ていると思われるかもしれないが、とんでもない、ワシにとっては、そういうところもベイスターズをハマスタで見ることの楽しさなんだ、と感じた。
だけど、監督の采配が裏目に出て、昨日みたいに負けちゃうと、やっぱり複雑な気持ちではある。一方で、今日の試合みたいに、うまくはまれば、他では味わえないような感動が味わえるのだ。
はたしてラミレス監督は名将なのか。
名将かどうかは、野球素人のワシにはわからない。
だけど、これ以上ないくらいに楽しませてくれてるのは間違いない。
【ファーム観戦記】2019年9月29日(日)DeNA vs 西武 <横浜スタジアム>
1軍公式戦が終了した翌日、初めてファームの試合に行ってみた。予想はしていたけれど、大変な込み具合。だけど、間近で見るプレイはとても新鮮だった。主にファーム観戦の様子を書いてみた。
- 初めてのファーム観戦へ
- 予想通り、入場待ちの列が
- 球場周りでカレーを食べた
- スタンドは満席、外野芝生席も開放へ
- バリオスが先発、CSに向け、まずまずかな?
- 1軍とは違う観戦風景
- 横須賀スタジアムも、また会おうね
初めてのファーム観戦へ
一部ネット上で、その賑わいぶりが話題になったこの日のファーム最終戦だった。昔からファーム観戦をしてきた人たちからすれば、ワシのような新参者が押しかけて、困惑しているのも分かる気はする。
まあだけど、昔からのファームファンも、最初は「初めて行った日」からスタートしたわけだから、ワシのような新参者も暖かい目で見てほしいな…。
とにかく、初観戦のワシからすると「申し訳ないっ!」と感じてしまうほどの混みようだった。
今年のベイスターズの好調ぶりや、昨日は1軍最終戦が0-7で阪神に敗れて、残念な結果になったこともあって、今日は込みそうだな、とは予想できた。
11:00チケット発売開始、11:30開場なので、11時ぐらいに着くつもりで家を出た。
ところが、横浜から京急に乗り込むと、はやベイスターズファンが目につく。こりゃ、遅かったかな…。
もう京急追浜駅からはファンが続々と、と言った感じだった。
予想通り、入場待ちの列が
球場には11:00ごろ到着した。
するともう発券窓口は200mくらいの列ができていて、一方ではチケットを買った人の入場待ちの列もできていた。
ワシはファンクラブのファーム無料チケットを持っていた。近くのスタッフさんに聞くと、もっと前にいくと招待券交換所があるという。
言葉に従って列を抜けて前の方に行くと、確かに交換するところがあって、ここには列はできてなかった。だからワシは発売窓口の長い列には並ばずチケットを入手できた。
さて次は入場の列に並ぶ。11:00少し回ったところで列が動き出した。人が多いから開場を早めたみたいだ。そうして11:30くらいには入場できた。
横浜ベンチは3塁側とのことなので、スタンドを3塁方面に歩いていく。
だけど、すでにほとんどの席には荷物が置かれていたり、ガムテープが何席分かにわたって貼られていたりした。
外野よりの最上段に席が取れた。ワシの場合、一人で来たから席を確保しやすかったが、何人かで並んで席を取るのは、この時点でも大変だったかも。遠目に見ると1塁側の方が空いているようだけれど、もしかしたらすでにガムテープで席取りされているかもしれない。
ほどなく席は埋まり、立見席の席取りも始まった。
球場周りでカレーを食べた
グラウンドでは西武の選手が練習をしている。ワシは席を確保できたので、一度退場して、外の売店を覗いてみることにした。
外に出ると隅っこに人だかりができていた。砂田選手と三上選手のサイン会だ。これは参加資格&抽選が確かあったはず。写真だけ撮らせてもらった。
いつも思うのだが、プロ野球選手って、帽子をかぶってテレビとかでプレイしている姿を見ると、結構年配に感じるのだけれど、こうして帽子をとった姿を生で見ると、若者!っていう感じがする。二人とも若々しくてカッコよかったな。
小さな常設らしき売店があり、ビール350mlが300円だった。売店のスタッフが缶を開けて紙コップに移してくれるのだが、一人でやっているため、かなり混んでいて大変そう。
ハマスタみたいに缶ビールを持ち込んだら紙コップに移すのかなぁ、て思っていたけど、入場口には紙コップは用意されていないし、そういう人も見かけない。ビール350mlが300円だったら、それくらいはいいか、と思って売店でビールを買った。
テントが建てられて、カレーを売っていた。いつもは出店していないのかもしれないが、横須賀の何店舗かが出店していた。お腹が空いてきたので、500円のカレーを食べた。
スタンドは満席、外野芝生席も開放へ
12:30近くにスタンドに戻ると、ベイスターズの選手たちが守備練習を終えて撤収するところだった。しまった!見たかったな。ファーム初心者だから、タイムテーブルが良く分からなかった。今度来る時は、この時間を逃さないようにしないと。
試合開始前に、アナウンスが流れた。来場者が多いため、ライト芝生席を開放するとのこと。1塁側スタンドから入場できるので、放送が流れると、そちらに移動し始める人たちも多かった。
そして、Dianaとキッズたちによるパフォーマンスが行われた。ここらへんはファーム最終戦ならではのイベントだろう。
バリオスが先発、CSに向け、まずまずかな?
さて、試合。
ベイスターズの先発はバリオスだ。おそらくCSに向けての調整だろう。
ワシは、2週間前にナゴヤドームでバリオスを見た。
先週はライブビューイングで、甲子園のマウンドに立つバリオスを見た。
3週続けてのバリオスである。ワシの場合は基本、日月しか観戦できないので、続けて同じ投手に当たるケースが多いのだ。
初回、ヒットやら進塁打やら、フォアボールもあって、1安打なのに1点取られる。そつなく点を取ってくるよな。
バリオスは3回投げて2安打1失点、味方の守備の乱れもあって、若干ハラハラして見ていたけど、悪くはないよ、おそらく。
ベイスターズの攻撃は、1回、先制されたらすぐ、関根が先頭打ホームランで追いついた。ワシは初ファームだから、関根選手と言うとなかなか活躍してくれない印象があったけど、なるほどファームで活躍しているからこそ、1軍に上がってくるわけだものな。がんばってほしいね。
1軍とは違う観戦風景
応援の方は、ワシが座った席のそばには、えらく一生懸命応援している人がいたけれど、みな応援歌を歌うわけでもなく、自然と声援や歓声が飛ぶ感じで、これはこれでいい感じだ。
ボールがミットに収まる音、Dianaのボンボンがサワサワ揺れる音まで聞こえる。
試合は、その後、点を取ったり取られたりだったが、5回、連打と最後は山下の3ランで7点をあげた。
投手は4回以降継投で、6人の投手が投げた。これを書いている今、戦力外通告を受けた選手もすでに発表されているが、この時が最後のマウンドになった投手も何人かいた。
そうか、ファーム最終戦というのは、こういうこともあるのか。最後のマウンドを見ることにもなるんだな。もちろん、最後の打席、最後の守備の選手もいた。
中後投手なんかも、ワシの中の印象では、フォアボールを出ては、何してんだよ~、と思ったことだ。だけど、今日見たファームの試合が最後だったの?と思うと複雑だ。
入団してくる選手もいれば、出ていく選手もいるのは仕方ないことなのだが…。
試合は4-9で勝利。昨日の一軍最終戦と違って、勝利でしめることができた。
最後は選手がサインボールを投げ入れてくれた。
横須賀スタジアムも、また会おうね
初ファームの感想だけど、なんか、こうして野球を見るのも楽しいな、と感じた。
観戦に来れる日が決まっていて、その日に1軍の試合があればどうしてもそっちへ行ってしまう。だから、最後の最後までファンクラブの優待券を使えずにいたのだ。
来シーズンも、どうしても1軍観戦優先になってしまうと思うけど、またファームにも来てみたいな。
野球、いっぱい見たいな。