2019年シーズンを振り返って【その4=優勝は逃すも、ハマスタCS決定!】
2019年シーズン、ワシの記憶に残っていることを書き残しておきたい。
読んでくれた人の中には、「あの試合のほうが、忘れられないよ」と様々な感想を持つだろう。
だから、ワシの記録を読んでくれた人が、それぞれに、この2019年を思い返してもらえたら、この記事の意味もあるというものだろう。
ベイスターズは8月頭に、首位ジャイアンツに0.5ゲーム差まで迫るも、その後なかなか差を詰められずにいた。
一度は離されるも、再び2.5ゲーム差まで詰め寄った!
8/23(金)〇5-1読売<東京ドーム>
昨日の時点で、首位ジャイアンツとは7ゲーム差に開いていた。しかし直接対決がまだ9試合も残っていたから、「全部、勝ちゃいいんだ!」ということで、まだ優勝への望みはつないでいた。
しかし優勝を目指すには、本当にもう負けられないジャイアンツ戦。初戦は故障から復帰の東だった。
その東、見事にGキラーぶりを発揮して、8回1失点の勝利だった!
先発 #東克樹 選手が8回を88球、
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) August 23, 2019
ジャイアンツ打線をわずか4安打に抑える力投で5月30日以来の4勝目!
打線は初回に #ソト 選手の31号3ラン、
2回に今日一軍に昇格した #梶谷隆幸 選手の1号2ランが飛び出し勝負を決めた。
連敗ストップ!#baystars pic.twitter.com/Yt25u8tAhK
東が帰ってきた!いけるぞ!と思ったら、その後また登録抹消されてしまい、ついに今シーズン、東が1軍に戻ってくることはなかった。
一方で濱口も8/30の広島戦で股関節を痛め、登録抹消された。
勝負の9月に、東、濱口の二人を欠くことになってしまった。
さて、このジャイアンツ3連戦は、2勝1敗で勝ち越したが、3タテしなければ、優勝は厳しい、という状況だったので、複雑な気持ちになる勝ち越しであった。
それでも、このジャイアンツ戦以降は5連勝をして、なんとか優勝への希望をつないだ。
9/4(水)〇7-5阪神<ハマスタ>
4回に先制され4-0と劣勢に立たされたベイスターズだが、その後ロペス、ソト、佐野のHR&タイムリーで同点に追いつき延長戦へ。
そして延長10回、筒香のサヨナラホームランが飛び出した。
8回に #佐野恵太 選手のホームランで同点に追いつくと、
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) September 4, 2019
試合は延長戦に。
10回裏、試合を決めたのはこの日4番に戻った #筒香嘉智 選手の一振り!
劇的サヨナラ勝ちで首位との差は2.5ゲームに!!#baystars pic.twitter.com/p5mFEbj2Zl
珍しく感情を爆発させて、バットを放り投げた筒香。首位ジャイアンツとも2.5ゲーム差に縮まり、直接対決も6試合も残っていた。いけるぞ!優勝!
しかし…まるでこの試合で力尽きたかのように、翌日から5連敗を喫する。
ナゴヤドームでの3連戦では、中日に3タテをされてしまった。
そして9/10から、ジャイアンツとの3連戦。
首位ジャイアンツとは4ゲーム差、残る直接対決は6試合だ。
もう優勝するには1つも落とせない。
奇跡の逆転優勝を目指して
9/10(火)●2-4読売<ハマスタ>
逆転優勝を目指す、その3連戦の初戦を、今永で落とす。
今永も5回まで無失点でこらえていたが、6回、岡本に2ランを浴びる。
続くエスコバーも打たれてしまった。
先発の今永選手が7回を投げ2失点。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) September 10, 2019
得点はロペス選手、柴田選手のソロHRに封じられ
ジャイアンツに敗戦を喫した。#baystars pic.twitter.com/VSHV6MMqjK
今永をはじめ、ベイスターズの選手はみな、頑張ったと思う。
しかし、ジャイアンツは余裕があった。ワシらベイスターズは、満身創痍な感じだった。
9/11には伊藤光が、9/12には宮崎が復活してくれた。
特に宮崎は復帰直後から、活躍してくれた。
だけど、ベイスターズが盛り返すには、すでに時間が足りなくなってきていた。
この読売3連戦は、1勝2敗で負け越してしまった。
首位とのゲーム差は5に開いた。
9/19(水)〇11-8広島<ハマスタ>
優勝は厳しい状況になってきたが、初のCSハマスタ開催を実現するためにも、3位広島には負けられない。
そしてこの試合、先発の今永がつかまり、5回までに7失点、0-7となってしまう。
しかし6回裏、ソトの3ラン、代打梶谷の満塁ホームランで7-7に追いつく。
試合は延長戦に入り、11回、ソトの3ランでサヨナラ勝ちとなった!
7点を追う6回に #ソト 選手の3ランと代打 #梶谷隆幸 選手の満塁HRで7点を取り同点に追いつくと、リードを許した8回にも梶谷選手のタイムリー2ベースで同点に。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) September 19, 2019
そして延長11回、試合を決めたのもソト選手のサヨナラ3ラン!
2人の11打点の大活躍で7点差をひっくり返し、劇的サヨナラ勝利!!#baystars pic.twitter.com/3ABDnFjl0I
まだまだ、優勝はあきらめきれなかったが、投手陣を中心に、徐々に力尽きた感が漂ってきた
この日の試合も、今永が力尽きて、あぁこれで終わるのか…と思った。
それだけに、ソト、そして代打梶谷のホームランは、もしかしたら、まだ奇跡は起こるかも、と思わせるに十分だった。
最後の挑戦に敗れるも、ハマスタCS開催は掴んだ!
9/21(土)●2-3読売<ハマスタ>
この日、ジャイアンツの優勝、胴上げを、ハマスタで、目の前で実現されてしまった。
試合はルーキー上茶谷が堂々のピッチングで、6回まで無得点、2-0でリードをしていた。
しかし、代わったエスコバーのところでパスボール、2-1。
最終回にヤスアキが登板するも、2-2の同点に追いつかれ、延長の末敗れた。
3回に #乙坂智 選手の2号2ランで先制。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) September 21, 2019
先発 #上茶谷大河 選手が7回途中を1失点(自責0)の好投を見せ、#エスコバー 選手の好リリーフ、#梶谷隆幸 選手のファインプレーなど、1点を争う展開で随所で好プレーが飛び出すものの、
延長10回に勝ち越しを許し痛恨の逆転負け。#baystars pic.twitter.com/LLuG32SCkt
もう、完全に力負けだと、ワシは思った。
エスコバーもヤスアキも、よくやったよ。誰も責められない。
悔しいけど、やっぱりジャイアンツは戦力も充実していて、その充実した戦力を駆使して、大技小技交えて、したたかに勝負をかけてきた。シーズン通して強かったよ。
9/24(火)〇7-1中日<ナゴヤD>
大貫が5回1失点の好投、打線の援護も得て、見事CS進出、しかも2位確定で、初のハマスタCSを勝ち取った。
先週、目の前でジャイアンツの胴上げを見せられて、脱力していたワシに、また力が湧いてきたよ!
初回からロペス選手のタイムリー、宮﨑選手のHRで先制!
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) September 24, 2019
投げては先発の大貫選手が5回1失点の好投!
本日の勝利で今季2位、そして初のCS本拠地開催を決めた!#baystars pic.twitter.com/3yWvrrkUJO
まとめ
こうして、2019年のシーズンは終了した。
本当に、沈んで浮いて、沈んで浮いて…の繰り返しだった。
シーズン通してもそうだし、1試合の中でもそうだった。
そういう浮き沈みの、特に「沈み」の原因として、監督采配を上げる声が、一部熱心なファンからは上がっている様子だ。
しかし、ワシにはわからない。
首をかしげる采配も確かにあった。
だけど、すべてを通して言えるのは、楽しかったし、いっぱい感動させてくれた。
それは、まぎれもなく、このチームが、つまり選手や監督やスタッフたちが、ワシに与えてくれたものだ。
さらに言うと、ハマスタに集まるファンも一緒になって、ワシに楽しさや感動を与えてくれたのだ。
しばらくハマスタとサヨナラすることが、寂しい。
あぁ…、2020年の春が待ち遠しいなぁ…。