ワシは如何にしてベイスターズファンとなりしか

ファンになった理由だけを書くわけではないのです。ベイスターズの観戦記を中心に、気ままに書いていきます。

【観戦記】2019年10月20日(日)早稲田vs立教 <神宮球場>

プロ野球シーズンが終わって、野球に飢えていたワシは、「そうだ、大学野球がある」と思い立ち、神宮で東京六大学秋季リーグを見てきた。実際に神宮で観戦するのは初めての経験だった。
試合の観戦記と言うより、初めての観戦レポートみたいになるかも。

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初めての東京六大学野球

東京六大学野球は、プロ野球がナイターで行われていなければ11:00試合開始、プロ野球が行われる日は10:30試合開始となる。それで、早慶戦の時以外は2試合行われる。

11:00から見るとなると、ワシの場合、かなり早く家を出ないといけないので、第1試合の途中からでもいいや、と思って出かけた。

球場に近づくと、ブラスバンドの応援演奏の音が聞こえてくる。
これまで、ベイスターズの試合を見に神宮へ行ったとき、まだ大学の試合が終わってなくて、何度か応援の音を場外で聞きながら待ったことがある。
そして、試合が終わると、学生服を着た応援団や、楽器を抱えた吹奏楽団が出てくるのを見かけた。その時も「あぁ、大学野球も楽しそうだな」と思った。

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内野・外野のチケット売り場

チケットは、1300円の内野席にした。
特別内野席は1500円で、バックネット裏の席で観戦できる。だけど、内野席だって、普段プロ野球では、ワシには高くて買えないような席だから、十分だ。
それに、応援席に少しでも近い方が、なんだか楽しめそう。

早稲田vs立教をまず観戦

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こんな感じの込みぐあい

12:40にスタンドに入った。
スタンドは、内野はそこそこ混んでる感じ。
隣り合って座らないといけないほどではないが、空いてもないから、閑散とした寂しさはない。むしろ、パッと見ると、結構入っている。
もっとも外野はさすがに空席が圧倒的に多いのだが。

第1試合は早稲田vs立教で、7回の表、早稲田が2点を先制し2-0となったところだった。
しかし、立教は7回裏、8回裏と1点ずつあげて、2-2のまま延長戦に入った。

大学野球の選手は、全く分からない状態での観戦だ。見ていると、立教のアンダースロー、中川投手がいい感じ。後で調べたら、学生代表に選ばれたこともあるみたい。頑張ってほしいな。

売店とビール事情

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売店の様子

さて、球場の様子だ。ワシはそもそも神宮の内野に入ったのは初めてだ。コンコースと言うのか、ずいぶん狭い感じだ。これはプロ野球開催時には、もっと行き来できるスペースが広がるのかな?
売店は、焼きそば、スナック系はいくつか営業している。ラーメンも売っていて、かなりの人が買っていた。これも後で調べたら「せい屋」というラーメン屋さんで、ワシは知らなかったが、家系ラーメンで知られているらしい。今度行ったら食べてみよう。

ビールは、人数は少ないが売り子さんもいる。
持ち込みはできるのか、事前に調べてもよく分からなかった。いつもプロ野球を観戦する時のように、缶ビールを紙コップへ移し替えるのかな、とか思ったが、紙コップの用意なんて、大学野球でしてくれてるのか不安だった。
結局今日は初体験だから、球場でビールは買うことにした。

案の定、入場口に紙コップは用意されていなかった。しかし、缶ビールや缶チューハイを持ち込んで、スタンドで普通に飲んでいる人もいた。
恐らく球場のルールとしては、「缶ビン持ち込み禁止」だとは思うのだが、黙認されてのかな。球場内のごみ箱にも、空き缶が普通に捨ててあった。
次来る時はどうしようかな…。やっぱカンの持ち込みは抵抗あるから、ビールは球場で買って、あとは水筒に缶チューハイ詰めてくることにしようかな。

さて、試合は、延長12回、早稲田が満塁から3塁打で3点をあげた。その裏も押さえて5-2で早稲田が勝った。

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12回、早稲田の攻撃で一挙3人が生還

大学野球の応援風景

大学野球は応援が迫力ある。ブラスバンドが加わっているし、チアの女の子もいて盛り上げてくれる。昔ながらの学生服の応援団も健在だ。
ワシは今回3塁上側に席を取った。第1試合は早稲田側だ。
初体験で、まず気が付いたところを上げてみる。

守備の時も応援する

守備の時も休まず応援は続けられる。もっとも守備中はブラスバンドの演奏は行わないみたいだ。ただ、太鼓は打ち鳴らすし、歌は歌うから、1塁側と3塁側の応援合戦になる。応援席にいる人は、守備中も攻撃中も常に声を出すことになる。

応援団は女の子が多い

ワシはこの日3塁側にいたから、早稲田と、第2試合の明治の様子しか近くで見れなかったから、この2校だけなのかもしれないが、応援団に女子が多いのに驚いた。
もちろん女子がいるのは、学ランを着た応援団員ではない。チア、吹奏楽が女子の活躍舞台だ。しかし、歌う時は圧倒的に女性の声のほうが目立ち、何だかとても新鮮な応援風景だった。

オールドファンが多い

応援席には学生応援団(チア、吹奏楽含む)の他に、学生らしき若い人もいるのだが、かなりの数のオールドファンもいた。おそらくOBか、昔からのファンなんだろう。

エール交換がある

試合終了時、勝った3塁側の早稲田応援団が校歌を歌って「フレー、フレー早稲田」とやっている間、気が付くと、1塁側の立教応援席が直立不動で3塁側を向いている。
そして早稲田が最後に「フレー、フレー、立教」とエールを送る。それに対して立教応援席が礼をして、今度は立教が歌い、最後にエールを早稲田に送るのだ。
おそらく伝統にのっとった手順があるのだろう。こういうのって、ワシは結構好き。ある種の儀式ではあるけれど、儀式から生まれる本当の心というものも、ワシはあると思うから。

なんだか、長くなってしまったから、第2試合は、また別記事に書いてみる。