【観戦記】2019年8月4日(日)DeNA vs 読売<横浜スタジアム>
石川雄洋の1000本安打達成、その記念すべき3塁打が貴重な追加点につながった。首位ジャイアンツとの3連戦に3連勝して、ジャイアンツとのゲーム差は0.5、ついに追い詰めた!メチャメチャ感動的だった!
- 「BAYBEERHOUSE」で「BAYSTARS RAGER」を飲んだ!
- 今永、苦労しつつも1点に抑える
- 雄洋、1000本安打!貴重な追加点のきっかけに
- 1点差に詰め寄られ、簡単には勝たせてくれないよな
- いよいよ「優勝」という言葉が出てきた!
「BAYBEERHOUSE」で「BAYSTARS RAGER」を飲んだ!
あぁ…今こうして記事を書いていても、泣きたくなるくらいに感動的であった…。別に大逆転したとか、サヨナラしたわけじゃない。じゃあ何が?って。う~ん…最後の雄洋のインタビューかなぁ。
ジャイアンツを3.5ゲーム差で追っての首位攻防戦だった。前日の時点で3連戦の2勝が決まり、いよいよ今日勝てば3タテ、首位とのゲーム差0.5になる。そう考えると、なんか昼ぐらいから、ワシが緊張してきて、ソワソワしてきて、家にいてもやることないし、早めにハマスタに行ってしまった。
「ハマスタBAYビヤガーデン」には「BAY BEER HOUSE」が開かれていた。普段は飲食は持ち込みが多いワシだが、今日は3タテを願ってビールを買おう。夏期間限定の醸造ビールが5種類登場とのことだが、ワシはノーマルに「BAYSTARS RAGER」にしておいた。
ブロックに腰かけて飲んでいたら、隣に来たおじさんコンビが(ま、ワシもおじさんだが)小さなカップに4種類のビールを買ってきて飲み始めた。
調べてみると、飲み比べセットというのが売っているらしい。そうか、ワシもそれにすればよかったかな、と思ったが、よく見ると240mlが4杯分で1600円だ。
ワシ、そんなにお酒強くないから、一人で240×4で1L近く飲むなんて無理。ゆっくり飲めばいけるけど、ぬるくなっちゃうしな。
2人連れなら、回し飲みして飲み比べができて楽しいかもしれないな。
今永、苦労しつつも1点に抑える
ベイスターズは今永が先発。
初回は無難に抑えて、その裏、ベイスターズの攻撃。1死1・3塁のチャンスだが、併殺崩れの間に1点先取した。初回に先制はうれしいが、できればもっとたたみかけて欲しかった、かな?
ところがそのすぐ後、今永は無死満塁のピンチを迎えた。だが、ここは1点取られただけで切り抜けて、1-1の同点に。
ジャイアンツさんからすれば、「無死満塁で1点かよ!」というところだろう。お互い、応援するファンの気持ちは同じだろうよ。
そして今度は3回、わがベイスターズは、ソト、筒香の連打の後、相手のエラーで1点勝ち越し2-1になった。
ジャイアンツは昨日もエラーがらみの失点だ。ファンからしたら、イライラしっ放しだろうな。ワシにはその気持ち、分かるよ。分かるけど、エラーでもなんでもいいから、ベイスターズに点が入ればワシとしてはOKではある。
今永は抑えてはいるけど、いまひとつ良くない感じ。球数も多い。
と思ったら、6回からピッチャー武藤に交代だ。これまたずいぶん早いな、とも思ったが、この時点で100球近く投げてたんだな。
しかしラミレス監督っていうのは、ずいぶん早め早めに、しかも細かく継投してくるよな。ジャイアンツの原監督とはだいぶ違う感じだ。
雄洋、1000本安打!貴重な追加点のきっかけに
そしてそして、6回のベイスターズの攻撃、先頭の石川雄洋がライト線に3塁打を放った。これが記念すべき1000本目の安打。
1000本安打もめでたいが、ちょっと無理かも…と思った3塁への激走!これを3塁打にしたのは大きかったと思うよ。雄洋のヘッドスライディング、よかったね。見てて燃えるよね。
3塁ベース上で「1000本安打」のパネルを抱えて嬉しそうだった。
そしてその後、嶺井のタイムリーで1点追加の3-1とした。
その後、またまたジャイアンツ、ワイルドピッチがあって、嶺井が進塁したんだけど、ここは攻めきれなかったな。
3-1にはなったんだけど、相手のミスもあってのて得点で、なんか勝っている気がしない。
きっと心の奥底では「ジャイアンツに3タテなんて、出来るわけない」と思っているからかもしれない。
1点差に詰め寄られ、簡単には勝たせてくれないよな
7回から投手エスコバーに交代したら、トイレと煙草を吸いに席を離れた。
今日もワシはウイング席なんだが、ウイング席の喫煙所からは、「ハマスタBAYビヤガーデン」の様子がよく見える。ビジョンが設置されていて、試合を見ながらビールが飲めるのだが、結構人が集まっている。
ベイスターズのユニフォームを着ている人も結構いる。入場券も持っているけど、スタンドよりここで観戦しようっていう人もいるのかな。
で、煙草を吸っているうちに、なんだか場内から聞こえてくる声援の感じでは、失点してしまったようだ。やっぱり簡単に勝てないや…。
席に戻ると、なんとかエスコバー、1失点で耐えてくれて、3-2となっていた。
8回は国吉がボール先行の苦しいカウントながら、3者三振にとってくれた。しかし、ボール球も多くて、ヒヤヒヤだったよ。
そして結局今日も山崎康晃に頼ることになった。
ヤスアキ、今日は三振はとれなかったけど、無難に3者凡退にしとめて、ゲームセット!
あぁ!本当に3タテしたんだ!これで首位ジャイアンツとは0.5ゲーム差まで来たんだ!
いよいよ「優勝」という言葉が出てきた!
試合終了後のヒーローインタビューでは、1000本安打達成の、雄洋が登場した。
「良い人たちに恵まれた」と話す雄洋。
インタビュアーが「首位巨人と0.5ゲーム差まで詰め寄りました!」とふった時、スタジアムは大歓声にゆれた!
そして雄洋は
「ほんとに、チームのみんながここに立ってもおかしくないと思うんで、チーム一丸となって、優勝を目指して頑張っていきたいです。」
と語った!
先日のソトもそうだし、最近少しずつ「優勝」の言葉が選手から出てきた。
心なしか涙目になり、その涙をこらえるかのように、口をキッと結ぶ雄洋。
その雄洋から「優勝」言葉が出てきたときは、本当にワシ、泣きそうになったよ!
素晴らしい、本当に素晴らしいゲームだった!