ワシは如何にしてベイスターズファンとなりしか

ファンになった理由だけを書くわけではないのです。ベイスターズの観戦記を中心に、気ままに書いていきます。

【観戦記】2019年11月3日(日)早稲田vs慶応 <神宮球場>

早慶戦に行ってきた。2週間前に六大学野球を初観戦、今回は伝統の早慶戦を初観戦した。結果、全勝街道をつっぱしる慶応を、早稲田がストップさせた。

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試合開始まで2時間なのに、にぎわう球場外

初めての早慶戦、2時間前に球場着

前日の2日に慶応が勝利して、秋季リーグの優勝を決めた。昨日、早稲田が勝っていれば、慶応の優勝決定の瞬間が見れるかな、と思ったけれども、昨日で決まってしまった。
早慶戦はお客さんがいっぱい入ると聞いてはいた。だけど、昨日優勝が決まっちゃたし、どうなんだろう。混むのかな。
満席ってことはさすがにないだろうけれど、できるだけいい席で見たいから、早めに家を出ることにした。

13時試合開始で、10:40くらいには外苑前駅に着いた。球場に近づくと、路上で学生さんが、「慶応スポーツ」や「早稲田スポーツ」を売っている。一部100円だ。興味があったが、ワシ、ちょっと金欠なんでパスした。
なんか配布物を配っている人が球場に着く前に何人もいた。ワシは荷物になるからもらわなかったが、さすが早慶戦、ちょっとしたお祭り気分で楽しい。

全勝の慶応に早稲田は一矢報いるか

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試合開始2時間前、2階席からの眺め

球場に着くと、スタジアム周辺にはやはり人は多い。
急いで内野席のチケットを買い、1塁側、早稲田サイドに入場する。ワシは別に早慶の関係者ではないのだが、なんとなく全勝の慶応に土をつけてほしくて、あと2週間前に見た早稲田の応援が楽しかったので、早稲田側に座ることにした。

入場すると、なんのことはない、まだ人は少ない。
応援団より2ブロックぐらい離れた通路側を確保して、2階席の様子を見に行った。
2階席もまだガラガラだ。とりあえず眺めの良い2階席で、ワシは焼きそばでビールを飲んだ。(ちなみにこの焼きそばは、球場の外で買ったもの)

東京六大学のリーグ戦は、同一カードで先に2勝すると勝ち点が与えられる。
慶応は、これまで4大学を相手に1敗もせずに、つまり8連勝で、最終カードの早慶戦に臨んでいる。そして昨日も勝ったから、今シーズン9連勝というわけだ。今日勝てば10連勝での、負けなし完全優勝だ。
だけど今日、早稲田が勝てば、1勝1敗、明日もゲームが行われる。早稲田も意地をみせたいだろう。

早稲田が先制、徳山投手踏ん張る

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試合開始1時間前、慶応の練習風景とスタンドの様子

試合開始1時間前を過ぎると、少しずつ席も埋まってくる。だけど、通路側とか、人気がありそうな応援団に近い席とか、3人以上で並んで座りたいとかなければ、試合開始30分前でもOKそうだ。
もっとも慶応の優勝が懸かった昨日はもっと混んだのかもしれない。

試合が始まった。
1回表、早稲田の攻撃、いきなり5安打をあつめて3点を入れた。
早稲田は2年生の徳山投手が先発。大阪桐蔭出身だというが、なかなか球速もあり、いいピッチングをする。ワシは高校野球はほとんど見てなかったのだけれど、もしかしてかなり有望な投手なのかな。徳山、5回まで0点に抑えた。
一方の早稲田は5回にも相手のミスもあり2得点を挙げた。

ラーメン食べて一休み

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「せい家」のラーメン。売り子さんの足が写ってしまったが狙ったわけじゃないのです。

ワシは途中、ラーメンを食べに行った。
前回、来た時に「おいしそうだな」と思った「せい家」のラーメンだ。前回、帰宅してから調べたら、ワシが知らんかっただけで、あちこちにある店みたいだ。わざわざ神宮で食べることもないかとも思ったが、おいしそうなので食べてみた。
確かにスープはおいしかった。チャーシューもいい。難をいえば麺のゆで具合か。これはたまたま今回がいい感じじゃなかったのかも。店の人も、あまり慣れてないアルバイトっぽかったし。

ちなみに内野の売店などはほとんど営業していた。
もっとも、ワシはプロ野球では神宮の内野に来たことがないから、プロ野球の場合は、ワゴン販売やら、メニューも変わるんかもしれない。

慶応の応援で埋まる外野席

試合は早稲田のエラーやら、四球連発などで、慶応が2点差まで追い上げる。

今シーズン慶応の調子がいいせいか、慶応側のお客さんが圧倒的に多い。
特に慶応側レフト外野席にも応援団が繰り出して、応援する人たちで席が埋まっている。対する早稲田側は、外野までは埋まっていない。

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慶応を応援する人で埋まるレフト外野席

だけど試合は結局、6-4で早稲田が逃げ切った。
エラーや四球も多く、ここらへんはやはり学生野球だなと思う。
それでも高校野球とはスピード感が違うし、エラーがらみのハラハラもあって、十分楽しめた。
これで1勝1敗、明日も試合が行われることになった。