【観戦記】2019年7月21日（日）DeNA vs 中日 ＜横浜スタジアム＞
ロペスの満塁弾がでて、楽勝かと思われたけど、最終的には、まあ、なんというか、「勝ててよかったー！」という試合だった。
引用元：
先頭打者、初球ヒットの不安
先発は大貫。
初回を抑えてくれれば、いけるんじゃないか、と勝手に思い込んでいたところ、先頭打者、平田に、いきなり初球を打たれた。
いきなりテンションが下がるが、以下3人はなんとか打ち取った。果たして、いい立ち上がりなのか何なのかわからない。
ウイング席って、意外と見やすくて、席も広くて、ワシは好きなんだけど、さすがに投手の球の切れ具合だの、コントロールの精度だのは遠すぎて分からない。
いや、わかる人もいるかもしれないけど、ワシには無理。
だから大貫の状態がいいか悪いかも、よく分からず不安であった。
１、２回は淡々と進んだ攻撃が、なんと！
打線は相変わらず淡々としていて、ヒットはでたけど、１回２回と相手投手、笠原は、ずいぶん球数も少なくて、「こりゃ、ダメか？」と思ったね。
ところが３回、ヒットだのデッドボールだので満塁となったら、ロペスがホームラン！
なんか、つい最近も見たような記憶がある、ロペスの満塁ホームラン！
もっともワシ的には、打ち崩して得点した！ ていう感じではなかったので、少し物足りない。だけど、なんであれ満塁ホームランである。これ最強。
そして、その後もヒットが続いて、１点を追加した。１点だけど、ホームラン後のこの攻撃は、打ち崩した感が強くて気分良かった。
いや、もちろん満塁ホームラン最強、気分いいんだけどね。
なかなか追加点が奪えず、いつのも恐怖が
３回で終了時で5－0。５点差ついて、連打も出て、こりゃ今日はお祭りだ、いつもながら飲食は持ち込みでケチケチやってるけど、今日はもうビールも注文して、久しぶりに崎陽軒のシウマイでも食って、チキンも食って、余裕かますかぁ～、などと思っていた。
ところが、そんな甘ったれたことは、させてくれないのである。
勝ち投手の権利がかかる５回に、１アウトもとれないうちに連打を浴びて２失点。
どうする、代えるのか、いや、代えられないだろう。と、息をのんでいる間に、なんとか失点は2点でおさえた。5回で2失点なら上出来だよ。
ところが、その後6回から交代の櫻井が、回跨ぎの7回に打たれて交代する。
代わった武藤がしっかり押さえてくれたんだけど、今度は8回の頭から武藤から斎藤に代わると打たれ、1点を献上する。
今度は途中から三嶋に代わるが、タイムリーを打たれ、1失点。後続は抑えたが、結局8回を終わって５－４の1点差になってしまった。
ワシにはよく分からんのだが、回跨ぎしたら打たれて（7回）、回の頭から代えたら打たれて（8回）、代えるタイミングどうなの、本当にそこでよかったの、て思った。そこまで野球に詳しくないからわかんないけどさ。
ただ、三嶋は悪くない と思う。3日間連投だし、ランナー背負ってからの交代だしね。
ヤスアキは、やはりすごかった！
じわじわ責められて、もうシウマイなんて食べてるどころじゃなくて、守備の間はひたすら祈り、攻撃の時は必死に声を出したよ。
相変わらず追加点が奪えないんだよね。
そして、最終回、山崎康晃が登場。もうスタジアムは大盛り上がり。ある意味、必死。
しかし、簡単には終わらない。
最初の打者は、結構ヒヤッとするセンターフライだったが、１アウトは取った。だけどその後ヒットと四球で満塁になってしまった。
もう、怖くって、見てられなくって、うつむきながらチロチロ様子を見る感じで、我ながら情けなかった。
でも、最後はセカンゴロ、ダブルプレーで試合終了！勝ちました！
ヤスアキ、しっかりしてよ、と思ったが、しかし、あの状態で崩れないのはやっぱりヤスアキだからだろう。
ワシなんて、おっかなくって、まともに見てられないくらい、こっちが緊張してた。
思えば今年のソフトバンクとの交流戦、12回裏のノーアウト満塁もそうだった。
普通はあそこで崩れるよな。ワイルドピッチとか、フォアボールとか、甘く入ってヒット打たれるとか。
そこで崩れないのは、ヤスアキのすごさだろう。
もちろん、3者凡退で終えれば一番いいけれど、相手だって必死なんだ、何回かに1回はピンチも招くだろう。そこで、崩れないヤスアキ、素晴らしいよ！
振り返れば今シーズン、ナイター観戦で勝利したのは初めてだ。
照明を落としたハマスタ、ファンが手にするブルーのライトがきれいだったなぁ。花火も見れたし。また勝利の瞬間に立ち会いたいもんだね。
