【観戦記】2019年8月16日(金)DeNA vs 広島 <横浜スタジアム>
広島のエース大瀬良を崩せず、5連敗となってしまった。ベイスターズ先発の井納の、炎上するわけでもなく、淡々と進んだゲームであった。
「勝祭」の3連戦、ヤスアキとロペスの7月MVPの表彰も
昨日まで4連敗のベイスターズ。何とか連敗を阻止したいが、相手は広島のエース、大瀬良だ。交流戦からしばらくは、大瀬良も打たれた試合もあったが、最近は復活している感じ。ベイスターズの先発は2軍から上がったばかりの井納だが、果たしてどうだろう。
この広島3連戦は「勝祭」と称して、球場外でも様々なイベントが行われている。ワシも暇だし、早く行ってみてみようかと思ったが、何だか連敗中で、そんな元気なかったから、試合開始1時間半前に着いて、ちょうど「Diana」とスターマンの勝祭バージョンのステージをやっていたから、それだけ見た。
だけど、音楽を聴いてダンスを見ていると、何となく元気になるよ!
試合開始前に、7月月間MVPを取った、山崎康晃とロペスの表彰式が行われた。
4日前にサヨナラ負けを喫してから、ヤスアキは登板機会がない。ヤスアキ、元気かな、と気になってグランドやビジョンを見るが、ウイング席のワシからはグランドの選手の表情など見えるわけもなく、ビジョンでもヤスアキの表情は確認できなかった。
心配だぁ、ヤスアキ…。元気かなぁ…。
とりあえず大瀬良相手にヒットは打てて、一安心
さて試合だが、1回は無難に切り抜けた井納、2回に連打を浴び、内野ゴロの間に1点を失い0-1。そんなに打ち込まれたわけではない。だけど、内野ゴロで1点取るなんて、そつない攻めをみせてくる。なぜベイスターズは、こういう攻撃ができないんだろう。まあ、そこが応援したくなるところでもあるのだが。
試合とは関係ないが、ちょうどこの時間、日が沈み夕暮れ迫るハマスタは、とても美しかった! ドーム球場では絶対に味わえない、至福の時間だよ。
さて、ゲームは3回にソロホームランを浴びて、0-2となってしまった。なんかこう、ジワジワ点を入れられるのって、嫌な感じだ。
打つほうは3回、乙坂が初ヒット! 得点はならなかったが、一昨日、神宮で石川に、あわやノーヒットノーランか! という投球をされたから、ヒットが出ただけで、ワシはホッとしたよ。ワシにしてみれば、得点なんて二の次って感じで、「ああ~、よかったよかった、ヒットが出たよ~」と、それじゃあダメなんだけどさ。
「ドッカーン! FLYCATCH」楽しいな
さてさて、回の間に行われるイベントで、ワシの一番のお気に入りは「HAPPY STAR DANCE」なんだが、2番目は「ドッカーン!FLYCATCH」なんだ。
これって、結構スタジアムが盛り上がるんだよね。ホームベース付近に置かれたフライを上げるマシンから、外野フライが放たれる。それをファンクラブ会員から選ばれた2名が、取れるかチャレンジする。見事とれたら、売店のビールの量が1.5倍になるとか、唐揚げが増量になるとか、いろいろある。
上手く取れたら、大歓声が上がる。失敗しても、歓声が沸き上がる。ワシも思わず、「お!おお!取れ取れ取れ~!」と見てしまう。別にビールがサービスされる、とか関係なく盛り上がってる感じで、楽しいんだ、これが。
4回同点に追いつくも、突き放される
さてさて4回、四球とヒットのランナーを置いて、なんと戸柱がタイムリースリーベースで、2-2の同点に追いついた。いけるかもしれない!
ところがその後すぐの5回、ピッチャーの大瀬良にヒットを許し、暴投で進塁させて、タイムリーを浴びて、2-3と、あっという間に勝ち越された。
ピッチャーに打たれて、しかも暴投なんて…。井納もここまでは、よく投げてたと思うのに、もったいないよなぁ。
その後、満塁のピンチを招き、ピッチャー武藤に交代。ここは武藤、何とか抑えるが、次の6回にホームランを打たれて2-4と放される。
7回からは三嶋、エスコバーと繋ぎ、ラミレス監督も勝利への執念をみせる。
しかし、打つほうは、ヒットは時々出るが、チャンスらしいチャンスもなく、結局、大瀬良に完投を許して、5連敗となってしまった。
首位、ジャイアンツとは5ゲーム差、広島と入れ代わって、ベイスターズは3位、広島2位となってしまった。今日のゲームを見る限り、勝てそうにないよ。投手陣はお疲れみたいだし。
これから始まる連敗の予感に、震えたベイスターズファンは多かったと思う。